Notesクライアントが突然異常終了(クラッシュ)しました。対処法を教えてください。
クラッシュ時には、以下のようなエラーメッセージが表示されていました。
<Notes クライアントクラッシュ時に表示される一般的なエラーメッセージ>
"An application breakpoint error has occurred."
"NSD is running."
"OSVBlockAddr: Bad VBlock Handle"
"PANIC: Lookup Handle: handle out of range."
"Access Violation"
Notes クライアントのクラッシュは、 Notes クライアントアプリケーションの異常終了が特徴となっています。
Notes クライアントがクラッシュしたときは、多くの場合クラッシュが発生したクライアントに関する
情報が含まれる診断ファイル (NSD ファイル) を強制的に作成します。
NSD ファイルの情報だけでは十分な調査はできませんが、調査の足掛けとしてNSDファイルをご提供ください。
加えて、お問い合わせいただく際にまず下記の情報をご提供ください。
<お問い合わせ時にご提供いただきたい情報>
1. クラッシュしているマシンの台数
2. 生成されたNSD ファイル
※生成されていない場合はその旨をお知らせください。
3. クラッシュ時に表示されたエラーメッセージ
4. クラッシュ時にユーザーがしていた操作(分かる範囲でより詳細に)
5. クラッシュが発生する頻度
6. 意図的にクラッシュを再現できる場合、再現時の正確な手順
7. クラッシュ時に実行されていた他のプログラム、アプリケーション、およびオペレーティングシステムのタスク
8. Notes をインストールした方法(CD、ネットワーク経由、イメージのうちどの方法でNotesをインストールしたか)
◆Notes クライアントがクラッシュする原因
クラッシュが発生する原因として、次のことが考えられます。
(以下、HCL社公式情報より一部引用)
- クライアントコードによるソフトウェアの問題
- 設計要素機能によるソフトウェアの問題
- ID、データベース、またはデータベース要素の破損
- サードパーティアプリケーションまたはオペレーティングシステムタスクとの競合
- クライアントのキャッシュファイルの破損
→その場合、Notes データディレクトリ内の cache.ndk ファイルを削除してください。
- ワークスペースアイコンまたはブックマークの破損
→その場合、Notes データディレクトリ内の desktop6.ndk ファイルおよび bookmark.nsf ファイルの名前を変更します。
Notes は次回の実行時に、キャッシュ、デスクトップ、およびブックマークの各ファイルを再作成します。
◆参照元URL
上記の内容はHCL社公式文書にも情報がございます。詳しいトラブルシューティングについてはこちらをご参照ください。