Automation Anywhereが提供しているワークロード機能を利用したいが
利用するにあたりどのような設定が必要か教えてほしい。
ワークロードの概要は利用方法については以下の通りです。
■概要
デバイスプールを用いたデータの同時並行処理を実行することができる。
デバイスプールに含まれる各Unattended Botは、対象データのみが異なる同一のオートメーションを実行する。
また、時間ベースのサービス水準合意(SLA)に必要なデバイス数の算出を行う。
以下、キュー、SLA計算機の2つから構成される。
■キュー
作成されたキューの一覧およびその稼働状況が表示される。
キューの作成およびキュー付きBotの実行が可能。
→キュー:作業項目と呼ばれる実行対象のデータの集合体。
→作業項目:Excel/csvファイルで指定できる1行ごとの列の値
・キューの作成
キューの所有者、参加者およびコンシューマーを指定し、作業項目の構造を定義、作業項目を挿入し、キューを作成する。
→所有者:ユーザーを指定する。キューの作成、編集、表示およびキューへの作業項目追加の権限を持つ。
→参加者:ユーザーを指定する。キューの表示およびキューへの作業項目追加の権限を持つ。
→コンシューマー:定義済みのロールを指定する。キューの表示およびオートメーション実行時にキューを使用できる。
→作業項目の構造:作業項目用のヘッダー列を指定する。既存の Excel/CSV ファイルのヘッダー列、既存のキューカテゴリ、または手動で指定する。
→作業項目の追加:Excel/csvファイルをアップロードして、作業項目を追加する。
・キュー付きBotの実行
あらかじめ作成しておいた作業項目を参照するBotと、作業項目が集まったキューを結びつけ、デバイスプールで実行させる。
■SLA計算機
特定のサイズのキューを処理するのに必要なデバイス プールのサイズ(デバイス数)または時間を推定する。
■ドキュメント
・ワークロードの概要
・ワークロード キューの管理https://docs.automationanywhere.com/bundle/enterprise-v11.3/page/enterprise/topics/control-room/workload/workload-queues.html
・ワークロード SLAの管理
・ワークロード管理ガイドライン